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シスターフッド欲

最近、自分の「敵」は家父長制の残る男社会なんじゃないか、と思うようになってきた。

それは、いろんな本やポッドキャスト、記事や映画などからの影響でそう考えるようになったんだけど、思いのほか、これまでの心のわだかまりが解けてきたような気がする。

どういうことかというと、それまでの私は無駄に女を敵とみなしていたからだ。

自分は、小さい頃から可愛い方の女ではなかったため、この世界においてあまり女であることの恩恵を受けてこなかった方じゃないかと思う。そのおかげなのか痴漢とかにも合わなかったけど。

でも、まあ恩恵を受けなかったということは、自分の中にどす黒い何かジェラシーみたいなものがうごめくのがわかって、その気持ちのやり場が、可愛い方の女、に向いていたと思う。

可愛いなんてずるい、ただの運じゃないか、どうも埋めることのできない人生のギャップにモヤモヤしていた。

 

でも、ここ最近でフェミニズムルッキズムについて学んでいくことで、この世界のシステム自体に問題があったんだとわかり始めてきた。と、同時に、外見に重きを置きすぎることや、女性の美醜と男性のお金に結びつくことの気持ち悪さがわかってきた。

結局、外見に囚われたり、自分の人生が誰かの経済力に頼って成り立っていくことは、人生を不自由にしているにすぎないってことだ。

これらのことがわかってきて、よかった。

少し、救われた気がする。

とにかく、今はその反動でシスターフッドばかり考えてる。女の敵は女ではない。