ノマドランドの感想
誰かの感想を聞く前に、読む前に、サラのままのわたしの感想を書き留めたいと思う。
一番印象に残った点は、最後の方でヒゲモジャのおじさんが言った、
「ここには、高齢者がたくさんいて、たくさんの辛い経験やおもいや悲しみ、喪失の経験を抱えた人がいる。中にはまだその経験を乗り越えられない人がいる、そしてそれで、いいんだ。」
それが人生なんだって思った。つらくて悲しいことを経験し、それを乗り越えられなくても人生は続く、それでいいんだって。
彼女はなぜ妹の家にも、パートナーになり得そうな人の家にもいくことを断ったのか?
妹の家は、わたしでもそうするかな、でもあの男の人の家は、どうだろう、、やはりちょっと窮屈なのかな。
わたしなら、どうするだろうかな。
あの生活は最後のグッバイは言わないけど、see you down the road.
でも常に1人。
単純に普通の人生が窮屈だからノマドを選ぶというよりは、孤独に浸る、そんな感じなのかな、、そう思った。
わたしは、いい映画だと思った。